猫の最期の看取り|そっとしておくか迷ったときと、ご家族にできること
猫の看取りに、正解はありません
ごはんを食べなくなった。いつもの場所から動かなくなった。呼んでも、しっぽの先が少し動くだけになった。「もしかしたら、もうすぐなのかもしれない」と思いながら、このページを開いてくださったのだと思います。
猫の最期の迎え方に、決まった正解はありません。ずっとそばで撫でていたい方もいれば、その子が静かに過ごせるよう少し離れて見守る方もいます。泣いてしまう日も、いつも通り家事や仕事をこなす日もある。そのどちらも間違いではありません。
「もっと早く気づいてあげられたら」と、ご自分を責めてしまう気持ちが浮かぶこともあるかもしれません。それは、その子のことを真剣に考えてきたからこそです。
このページでは、旅立ちが近づいたときに見られることがある様子、そっとしておくか迷ったときの考え方、楽な姿勢や温度のこと、ご家族にできることをお伝えします。読める部分だけで大丈夫です。
旅立ちが近づいたときに見られるサイン
猫の体は、最期が近づくにつれて少しずつ変わっていくことがあります。ここに挙げるのは、一般に見られることがあるとされる様子です。現れ方には個体差があり、私どもは医療者ではないため、診断はできません。気になる変化があれば、まずかかりつけの動物病院にご相談ください。
食欲・水分
ごはんを食べる量が少しずつ減る、あるいはある日から口をつけなくなることがあります。好きだったおやつにも反応しなくなる子もいます。
呼吸
呼吸が浅く速くなったり、ゆっくり大きくなったりすることがあります。口を開けて息をするなど、いつもと違う呼吸に気づいたときは、動物病院に伝えてみてください。
体温
耳の先や肉球が、ふだんより冷たく感じられることがあると言われています。
眠る時間・反応
眠っている時間が長くなり、名前を呼んでも反応が薄くなることがあります。
居場所
押し入れや家具の陰など、静かで暗い場所で過ごしたがる子もいれば、反対にご家族のそばを離れたがらない子もいます。どちらになるかは、その子によって違います。
毛づくろい・排泄
毛づくろいをしなくなって毛並みが乱れたり、トイレまで行けずに粗相をしたりすることがあります。叱らなくて大丈夫です。
最期の瞬間
最期のときに、大きく息をしたり、手足が小さく動いたりすることがあると言われています。初めて目にすると驚かれるかもしれません。
これらはあくまで一般的な目安で、すべての猫に同じ順番で現れるわけではありません。痛みや苦しさの見きわめ、和らげ方は、かかりつけの動物病院にお任せください。
そっとしておく?そばにいる?迷ったとき
「そっとしておいたほうがいいのか」について、代表の考えはこうです。
「ご家族様となるべく一緒に時間を過ごしてあげるのが1番良いかと思っています。最後になると思うので、一緒に時間を過ごすのが1番大事かなと思います。」
「猫は最期、ひとりになりたがる」と聞いて、そばにいていいのか迷う方は少なくありません。代表が一番に考えているのは、一緒に過ごすことです。そのうえで、その子の様子に合わせた一緒の過ごし方があります。
静かな場所に行きたがるとき
無理に連れ戻したり、抱き上げたりしなくて大丈夫です。その場所を静かに保ったまま、近くに座って本を読む、ときどき名前を呼ぶ、というように、その近くで一緒に過ごす形もあります。
そばに来たがるとき
ご家族のそばが落ち着くのなら、ひざの上や隣で過ごさせてあげてください。撫でられるのを嫌がらないなら、いつものように撫でてあげて大丈夫です。
どちらか分からないとき
ご家族のいる部屋に寝床を置き、すぐそばに箱や毛布で少し囲った場所も作っておくと、その子が自分で選べます。どちらを選んでも、同じ部屋で過ごす時間になります。
楽な姿勢と、温度のこと
楽な姿勢
自分で体勢を変えられなくなったら、やわらかいタオルや毛布を敷いた寝床で、その子が落ち着いている姿勢のまま休ませてあげてください。無理に体を起こしたり、姿勢を直したりする必要はありません。長く同じ向きで寝ている子の体の向きを変えるかどうか、どのくらいの間隔にするかは、動物病院で相談しておくと安心です。
水とトイレ
自分で歩けるうちは、水やトイレを寝床の近くに移しておくと、移動の負担が少なくなります。口元に少しずつ水を運んであげる方もいますが、飲ませ方や量は、動物病院の指示に合わせてください。
温度
「温めたほうがいいのか、温めないほうがいいのか」と迷われる方もいらっしゃいます。答えはその子の状態によって変わるため、ここで一律に申し上げることはできません。体を温めるかどうか、温めるならどの程度かは、かかりつけの動物病院に確認してください。暮らしの中でできるのは、部屋の温度を急に変えないこと、エアコンや暖房の風が体に直接当たり続けないようにすること、その子が暑ければ離れられる場所を残しておくことです。
ご家族にできること
猫の看取りに、特別なことは要りません。ふだんどおりの小さなことが、その子にとっては大きな時間です。
いつもの声で呼ぶ
反応が薄くなっても、ふだん呼んでいた呼び方で、話しかけてあげてください。
寝ているときは起こさない
眠っているあいだは、撫でる手も少し休めて、寝息を見守ってあげてください。
気になることは、その都度動物病院へ
呼吸や痛みのことで「これは大丈夫なのか」と思ったら、小さなことでも電話で聞いてみてください。
ご自分の食事と睡眠も
付きっきりでなくて大丈夫です。交代で休む、同じ部屋で眠る、というだけでも、そばにいる時間になります。
看取りの期間に、決まった長さはありません
数日で旅立つ子もいれば、数週間、数か月と穏やかな時間が続く子もいます。長さに良い・悪いはありません。泣く日があっても、笑う日があっても構いません。
今のうちに知っておくと、少し楽になること
先に知っておいてもらえたら、と代表が感じていることがあります。
「亡くなった後にすぐに対応してくれる業者があるということですね。なので、そんなになってからで問題ないので、その時に電話していただければ問題ないかと思うので、心配せずにいていただければと思います。」
実際、横浜いのりペット葬儀には、1か月前など、まだ生きているうちのお電話や、入院中で酸素室に入っているというご家族からのご連絡もいただきます。よく聞かれるのは、当日はどうすればいいのか、すぐ電話すれば来てもらえるのか、費用はどのくらいか、の3つです。
当日は、お電話かLINEでご連絡いただければ、そこからご案内します。火葬対応は24時間365日で、最短1時間(近隣エリアは30分)でお伺いできる場合もあります。ただし、ご予約の状況によってはご希望に沿えないこともあります。費用は次の章のとおりです。
横浜で、火葬車がご自宅へ伺います
横浜いのりペット葬儀は、横浜市内を対象に、火葬車でご自宅へ伺う移動火葬の専門業者です。持ち込みやお預かりは行っておらず、こちらから伺う形です。
すべて個別火葬です。合同火葬は行っておりません。 ご自宅へ伺い、その子だけを火葬して、その場でご返骨します。猫ちゃんの場合、火葬車が着いてからご返骨までは1時間半ほどです。
猫ちゃんの料金は体重で分かれています。一任個別火葬(立ち会いなしでお任せいただく形)は、3kg未満が17,000円、4kg未満が19,000円、4kg以上10kg未満が20,000円です。家族立ち会い個別火葬は、3kg未満と4kg未満が20,000円、4kg以上10kg未満が22,000円です。出張費・骨壷・収骨袋・ご返骨までがこの金額に含まれています。
夜19時30分から朝8時30分までの時間帯に火葬または出張粉骨をご利用の場合は、+3,000円かかります(上記の時間帯料金のほかは、追加料金は一切ございません)。
火葬をお請けできるのは、体長80cm未満・体重13kg未満のペットちゃんです。
ご相談・お問い合わせの受付は7:00〜23:00です。火葬対応とLINEでのご予約受付は24時間365日承っております。
・料金表
そのときが来たら
息を引き取ったあとの確かめ方や、お体の安置のしかたは、別のページにまとめています。今すぐ読む必要はありません。
・愛猫が亡くなったら|安置・届出の有無・火葬まで今すぐすべきこと
・ペットの遺体は何日保管できる?火葬までの保存方法とドライアイスの使い方
・ペットの死後硬直とは│いつから始まるか・解硬・安置方法を解説
ワンちゃんの看取りについては、こちらのページでお伝えしています。
よくいただくご質問
Q. 猫がまだ生きているうちに、火葬の相談をしてもいいですか?
A. はい、大丈夫です。お見積もりのご相談も承っています。
Q. 猫は最期、そっとしておいたほうがいいのですか?
A. 代表は、ご家族となるべく一緒に時間を過ごすことが一番大事だと考えています。静かな場所に行きたがる子なら、無理に連れ戻さず、その近くで過ごしてあげてください。体調のことで迷うときは、かかりつけの動物病院にご相談ください。
Q. 最期が近い猫の体は、温めたほうがいいですか?
A. その子の状態によって変わるため、私どもから一律に申し上げることはできません。温めるかどうか、どの程度にするかは、かかりつけの動物病院に確認してください。部屋の温度を急に変えない、風が直接当たり続けないようにする、といった配慮はご家庭でもできます。
Q. 深夜や早朝に旅立った場合、どうすればいいですか?
A. 火葬対応も24時間365日です。LINEでのご予約は24時間お受けしています。お電話のご相談は7:00〜23:00です。夜19時30分から朝8時30分までの時間帯にご利用の場合は、+3,000円かかります。
Q. 横浜市外からも頼めますか?
A. 申し訳ございません、横浜市内のみ伺っています。
今、大切にしてほしいこと
看取りが近いご家族に、代表がいつもお伝えしていることがあります。
「なるべく頑張っていただいて、でも、亡くなった後は心配いらないので。今一緒にいることを大事に、今の時間を大切に過ごしてほしいということをお伝えしています。」
いつもの寝床で、いつもの呼び方で。その子との時間を、ご家族のペースで過ごしてください。